100切りと言えば、ゴルファーの中でも一人前です。
とあるデータによればゴルファー人口の中の3割と言われています。
他のスポーツで上位3割というと、フルマラソンを達成する人はマラソン人口の3割。
ということは、100切りはフルマラソンぐらいゴルフを理解しているということでしょうか。
切れそうで切れないのが100切りで、ここで挫折して辞めてしまったという人の話もよく聞きます。
では、100切りを達成するためには何が必要なのかをまとめてみました。
100切りにはスコア分析が必須!
100切りのためにスコア分析!
100切りを頑張っているのに出来ない人の傾向として、常にパーを獲ろうとしていたり、大叩きした後にダメになっていく、そんな傾向があります。
叩いても諦めずに最後までラウンドする。
叩いた後でも心の安定が必要です。そのために、100切り用のスコアを先に知ったうえで、叩いても「打っちゃったけど、まだ平気!」の心の安定が次のいいショットを生みます。
100切り用のスコアとは?
スコアカードにはPARしか書いてありません。PAR4なら4打で上がりましょう。と書いてあるわけです。そのスコア、72で回る人用です。
72で回ると言えば、アマチュアではなかなか出会えませんね。テレビ中継で見るプロのゴルフならアンダーの世界。
目の前にそんな世界があるわけない。100切りのラウンドはこういう感じ、って誰も教えてくれません。
ということで、100切り用のスコアは、自分で作りましょう。
ステップ1 各ホールの許容範囲を知ってる?
答えはとっても簡単。「99打÷18ホール=5.5打」と分かります。どんなホールでも5.5打で回ればいいんです。難易度が違うやん!といっても、1回目はまずこれで回ってみて。
ステップ2 スコアカードにオリジナル基準を書き込む
ラウンドするコースのスコアカードに、各ホール5.5って書き込みます。実際にやってみると、こんな感じ。
青と赤と黄で表してみると、信号機のよう。そう!これが大事。どこが安全でどこが危険か、なんとなくわかってきます。
5.5打って5打か6打って漠然と考えます。ここを細かく考えると後が大変。100切りのポイントは大たたきをなくすことが大きく寄与しますので、5打か6打って大叩きではなく、100切りの平均点だと考えます。
ステップ3 自分の強みと弱みでさらにオリジナルにする
ラウンドしてみた結果、やっぱりPAR5の5.5はクリアしなかった・その反面PAR3は5.5を全ホールクリアした。というのであれば、置き返していきましょう。PAR3は4にして、PAR5を6.5にする。といった、現時点での自分の強みと弱みでスコアを置き換えてみましょう。
ステップ4 ラウンド後にPDCAする
置き換えてラウンドした結果、いかがでしょう?もし大叩きしたところがあったら、なぜなぜ分析を行います。
✓なぜ叩いたのか?
✓それはなぜ起こったのか?
✓心を不安にすることはあったか?
✓打つ前に何を考えていたのか?
✓無理なことをしていたのではないか?
✓何をすべきだったのか?
そんなことを自問自答してみましょう。そうすると、大叩きにならない思考が自ずと出てきます。
そして、課題を改善するための具体的な練習方法が出てくるのではないでしょうか?
まとめ
100切りのためのスコアカードを用意して、自分のスコアはどこが弱く・どこが強いかを分析してラウンドに臨みましょう。
ラウンドに出た結果、大叩きしたら、なぜなぜ分析をして、すべきことを書き出す。
あれ?仕事と同じだね。デキル男がゴルフに「はまる理由」、分かりました?